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道路遺構

 道路には、生活道、公の道(官道)、街路、墓道などがあるが、ここでは特に古代の官道を中心に集成している。官道は側溝や石敷きなどを有し、山間部以外は直線であることを基本としているため、遺構として確認しやすい。道路を通じて、租税の運搬、外国からの使節の往来、軍隊の派遣などが行われた。

No. 遺跡名 所在地 遺構名 道路の性格 時期 調査機関 文献名
1 長尾・沖田遺跡 佐用郡佐用町長尾 道路遺構 古代美作道・因幡道 平安時代前期以前に築造 兵庫県教育委員会 西口和彦・大平 茂ほか 1991『長尾・沖田遺跡(Ⅰ)』兵庫県教育委員会、柏原正民 1993「長尾・沖田遺跡道路遺構と周辺の条里地割」『長尾・沖田遺跡(Ⅱ)岡ノ平遺跡』兵庫県教育委員会
2 奥村廃寺 龍野市神岡町奥村  - 古代美作道 - 龍野市教育委員会 岸本道昭・宮本長二郎・今里幾次 1997『奥村廃寺-調査の概要と出土瓦の研究-』龍野市教育委員会
3 落地遺跡 赤穂郡上郡町落地 道路遺構 古代山陽道 7世紀後半~8世紀前半 上郡町教育委員会 荻 能幸 1992「落地遺跡発掘調査概報」『古代交通研究』創刊号 古代交通研究会
4 小犬丸遺跡(駅館付近) 龍野市揖西町小犬丸字大道ノ上、大道ノ下 - 古代山陽道 7世紀後半 龍野市教育委員会 岸本道昭 1994『布勢駅家Ⅱ-小犬丸遺跡1992・1993年度発掘調査概報-』龍野市教育委員会
5 小犬丸遺跡(A1区) 龍野市揖西町小犬丸字大道ノ上 SF01 古代山陽道 8世紀前半前後に築造、11世紀には廃絶 兵庫県教育委員会 山下史朗・山上雅弘ほか 1989『小犬丸遺跡Ⅱ』兵庫県教育委員会 
6 福里遺跡 明石市二見町福里字上所 - 古代山陽道 奈良~平安時代 明石市教育委員会 明石市立文化博物館 2004『企画図録 発掘された明石の歴史展 太寺廃寺と高家寺』
7 清水遺跡 明石市魚住町清水 - 古代山陽道 奈良~平安時代 明石市教育委員会 明石市立文化博物館 2004『企画図録 発掘された明石の歴史展 太寺廃寺と高家寺』
8 和坂散布地 明石市和坂字長曽 溝2 古代山陽道か 時期不明 兵庫県教育委員会 兵庫県教育委員会 1996『平成7年度 年報』
9 明石城武家屋敷跡 明石市東仲ノ町 SX7125 古代山陽道か 奈良時代 兵庫県教育委員会 明石市教育委員会 1999『明石市文化財年報』平成9年度
10 加都遺跡 朝来郡和田山町加都・市御堂 - 古代但馬道 (山陽道の支路) 奈良後半~平安前半 兵庫県教育委員会 吉識雅仁・甲斐昭光 1998「兵庫県和田山町加都遺跡の道路遺構」『古代交通研究』第8号 古代交通研究会、高橋美久二 2000「古代道路研究の現状と課題」『歴史地理学』第42巻第3号
11 福田片岡 龍野市誉田町福田字片岡 筑紫大道 中世山陽道(筑紫大道) 鎌倉時代後期(14世紀)に築造 兵庫県教育委員会 岡崎正雄ほか 1991『福田片岡遺跡-太子・竜野バイパス建設工事に伴う発掘調査報告書-』兵庫県教育委員会、西口圭介 1986「福田片岡遺跡」『兵庫県埋蔵文化財調査年報 昭和58年度』兵庫県教育委員会、小林基伸 1992「中世の山陽道」『歴史の道調査報告第2集 山陽道(西国街道)』 兵庫県教育委員会
12 平方遺跡 揖保郡太子町佐用岡 道路遺構 中世山陽道(筑紫大道) 中世 太子町教育委員会 三村修次 1987「筑紫大道」『兵庫県埋蔵文化財調査年報 昭和59年度』兵庫県教育委員会
13 浄谷遺跡 小野市浄谷町地蔵池ノ下、帝釈前 道路遺構 - 12~14世紀 兵庫県教育委員会 山上雅弘ほか 1993「浄谷遺跡」『浄谷遺跡・南山古墳群・玉津田中遺跡南大山地点』 兵庫県教育委員会
14 栃木遺跡 神戸市西区櫨谷町菅野 道路跡 - 13世紀初頭 兵庫県教育委員会 兵庫県教育委員会 2000『平成11年度 年報』
15 宮脇遺跡 龍野市誉田町宮脇他 CブロックⅡ地区SX1 - 中世 兵庫県教育委員会 平田博幸ほか1995『宮脇遺跡発掘調査報告』兵庫県教育委員会
16 宮脇遺跡 龍野市誉田町宮脇他 CブロックⅡ地区SX2 - 中世 兵庫県教育委員会 平田博幸ほか1995『宮脇遺跡発掘調査報告』兵庫県教育委員会

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