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積石塚古墳

 弥生時代後期から古墳時代にかけて見られる墓で、墳丘を土ではなく、石を積むことで築いている。香川県から徳島県の一部と、長野県と山梨県の一部を中心に分布している。土より石がとれやすいという環境の違いだけでなく、渡来系集団との関係も考えられている。

No. 遺跡名 所在地 墳丘等 時期 文献名
1 マルトバ古墳群 飾磨郡家島町西島 多くは直径5~7mの円形。17基の積石塚で構成。うち8基に箱式石棺残存。 古墳時代後期か 陳 顕明・吉本堯俊 1962「西島マルトバ積石群集墳」家島群島総合学術調査団編『家島群島総合学術調査報告書』神戸新聞社
2 岩見北山積石塚1号墓 揖保郡御津町岩見 直径36mの円形、竪穴式石槨と壺棺、内行花文鏡採集、特殊埴輪採集か 古墳時代前期 ・芝 香寿人・中溝康則 1997『御津町埋蔵文化財分布調査報告書』御津町教育委員会 ・松本正信ほか 1997「考古学からみた御津町の原始・古代」『御津町史』第四巻 御津町
3 岩見北山積石塚2号墓 揖保郡御津町岩見 13.8×14.3mの方形か、配石土器棺か 弥生時代後期 芝 香寿人・中溝康則 1997『御津町埋蔵文化財分布調査報告書』御津町教育委員会
4 岩見北山積石塚3号墓 揖保郡御津町岩見 一辺10mの方形、竪穴式石槨 弥生時代後期~古墳時代前期 芝 香寿人・中溝康則 1997『御津町埋蔵文化財分布調査報告書』御津町教育委員会
5 岩見北山積石塚4号墳 揖保郡御津町岩見 全長23mの前方後方(円)形、讃岐系土器出土 古墳時代前期 芝 香寿人・中溝康則 1997『御津町埋蔵文化財分布調査報告書』御津町教育委員会
6 岩見北山積石塚5号墳 揖保郡御津町岩見 一辺21~22.6mの方形 弥生時代後期~古墳時代前期 芝 香寿人・中溝康則 1997『御津町埋蔵文化財分布調査報告書』御津町教育委員会
7 岩見北山積石塚6号墳 揖保郡御津町岩見 一辺10数mの方形 弥生時代後期~古墳時代前期 芝 香寿人・中溝康則 1997『御津町埋蔵文化財分布調査報告書』御津町教育委員会
8 岩見北山積石塚7号墳 揖保郡御津町岩見 16×19mの不定形 弥生時代後期~古墳時代前期 芝 香寿人・中溝康則 1997『御津町埋蔵文化財分布調査報告書』御津町教育委員会
9 権現山7号墳 揖保郡御津町中島 26.5×30mの方形 古墳時代前期 ・松本正信 1991「環境」『権現山51号墳』権現山51号墳刊行会
・芝 香寿人・中溝康則 1997『御津町埋蔵文化財分布調査報告書』御津町教育委員会
10 壺根古墳群10号石棺 相生市壺根 3×4mの方形 古墳時代後期 高野政昭 1983『壺根古墳群』相生市史編纂室
11 与井谷口積石塚1号墳 赤穂市西有年 直径約4mの円形。他に積石塚32基あり 古墳時代後期 松岡秀夫ほか 1984「赤穂市の考古遺跡と遺物」『赤穂市史』第4巻 赤穂市
12 高取山積石塚1号墳 赤穂市高野 直径5~7mの円形。箱式石棺2基 不明 松岡秀夫ほか 1984「赤穂市の考古遺跡と遺物」『赤穂市史』第4巻 赤穂市
13 高取山積石塚2号墳 赤穂市高野 直径4~9mの円形。箱式石棺 不明 松岡秀夫ほか 1984「赤穂市の考古遺跡と遺物」『赤穂市史』第4巻 赤穂市
14 高取山積石塚3号墳 赤穂市高野 直径5.8~9.0mの円形 不明 松岡秀夫ほか 1984「赤穂市の考古遺跡と遺物」『赤穂市史』第4巻 赤穂市
15 高取山積石塚4号墳 赤穂市高野 直径6.0~8.1mの円形。箱式石棺3基 不明 松岡秀夫ほか 1984「赤穂市の考古遺跡と遺物」『赤穂市史』第4巻 赤穂市
16 高取山積石塚5号墳 赤穂市高野 直径6.1~10.0mの円形。箱式石棺 不明 松岡秀夫ほか 1984「赤穂市の考古遺跡と遺物」『赤穂市史』第4巻 赤穂市
17 高取山積石塚6号墳 赤穂市高野 直径3~5mの円形 不明 松岡秀夫ほか 1984「赤穂市の考古遺跡と遺物」『赤穂市史』第4巻 赤穂市
18 黍田積石塚古墳 小野市黍田町 直径8mの円形 不明 小野市立好古館 2004『わたしたちのまち・黍田』小野市立好古館特別展図録

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