HOME > ひょうご考古学情報 / 考古学情報バンク / 考古資料集成
考古学情報バンク

石見型盾形埴輪

 古墳時代、古墳の周囲に樹立された埴輪の一種に、防御具である盾(たて)を模した「盾形埴輪」がある。
 この盾形埴輪の一種に「石見型(いわみがた)」と呼ばれる一群がある。奈良県橿原市石見遺跡の出土品をもとに設定されたため「石見型」と呼ばれている。
 この石見型盾形埴輪は、形状から盾形埴輪の一種として扱われ、名づけられている。しかし、近年の研究の進展により、盾を模したものではなく、権威を象徴する杖である「玉杖(ぎょくじょう)」の形との関連性が考えられるようになった。
 加古川市坂元遺跡では窯跡から石見型盾形埴輪が出土しており、当地でも製作されていたことが明らかとなった。
 <参考文献>2009『坂元遺跡Ⅱ』兵庫県教育委員会

No. 遺跡名 所在地 時期 遺物 文献名
1 坂元遺跡 加古川市野口町 古墳時代後期     2009『坂元遺跡Ⅱ』兵庫県教育委員会
2 大塚山古墳 尼崎市南清水 古墳時代後期       
3 亀塚古墳 神戸市西区玉津町 古墳時代       
4 柿谷1号墳 神戸市西区伊川谷町 古墳時代後期     
5 高津橋大塚古墳 神戸市西区玉津町 古墳時代中期     
6 寺山古墳 明石市魚住町長坂寺 古墳時代    
7 中尾古墳 明石市中尾 古墳時代      
8 見野長塚古墳 姫路市四郷町見野 古墳時代後期      
9 手柄山周辺 姫路市手柄 古墳時代      
10 西宮山古墳 たつの市龍野町日山 古墳時代後期      

※内容については各自の責任においてご利用ください。
※内容に誤りや不備等ございましたら、お手数ですが考古博物館までお知らせください。

ひょうご考古学情報 ひょうご考古学トピック 考古学情報バンク 兵庫県のおもな遺跡 館蔵品紹介
博物館の刊行物
スタッフブログ 考古学であそぼう 博物館活動に参加しよう! メールマガジン