
平成21年07月21日
終了
古代山陽道から駅家への進入路と唐居敷を発見!(賀古駅家・古大内遺跡)
古代に都と地方を結ぶ官道は7道ありました。飛鳥時代に整備されたとされています。このうち大宰府とを結ぶ山陽道は最も重要とされ、唯一「大路」と規定されています。その山陽道のなかでも加古川市野口町にあったとされる賀古駅家は40頭の馬を備えた最大規模の駅家であったようです。
当館ではその構造や性格を明らかにするため発掘調査を実施しています。
| 遺跡名 |
賀古駅家(古大内遺跡) |
| 時代 |
奈良代~中世 |
| 遺跡の種類 |
駅家跡 |
| 所在地 |
加古川市野口町 |
| 調査担当者 |
学芸課
中村 弘
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| 現地説明会 |
7月20日(月)実施済。(資料添付)
8月8日(土)13:30より兵庫県立考古博物館講堂において、今回の調査の緊急報告会を開催します。
ふるって参加してください。
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| 連絡先 |
学芸課 079-437-5589 |
| 発掘成果 |
今回の調査で以下の2点の事実が明らかになりました。
1.古代山陽道から駅家の入り口へ続く進入路を確認しました。
進入路は山陽道から直角に折れ、途中で角度を変えて駅家の東側(こちらが入口)に向かっています。
駅家の敷地(四角形)の方向と山陽道が直交していないので、進入路はが山陽道、駅家のどちらにも直角に接続しようとすると、途中で「く」の字に折れねばならず、それが確かめられました。
2.駅家の範囲内にある大歳神社の境内で門を支えていた礎石(唐居敷・からいじき)を発見しました。
礎石は本来の門があった場所から抜取られて神社まで移動されたようです。礎石は扉の軸の回転を受けて 丸く摩滅した痕跡や、方立(ほうだて)といって門の柱と扉の隙間を塞ぐ板材を固定する四角い穴がよく残っています。門は賓客を迎えるため格式の高いもので、上郡町の落地(おろち)遺跡(野磨駅家)と同じような瓦で屋根を葺いた八脚門(支え柱が8本の門)であった可能性があります。
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| アクセス |
JR東加古川駅から西へ約1.8km。国道2号線野口農協前交差点南へ約300m
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