HOME > 当館について
当館について

兵庫県立考古博物館は、「ネットワーク」「参加体験」「変化・成長」をキーワードに、県内の遺跡から出土した考古資料を活用した様々な事業を県内全域で展開します。
だれもが、いつでも、どこでも博物館の活動に主役として参加できる、新しいスタイルの参加体験型博物館です。

館長からのメッセージ

館長からのメッセージ

 この度、兵庫県立考古博物館長に就任しました和田晴吾です。
 初代の石野博信館長の後を引き継ぐことになりました。
 わたしたちの博物館は「考古学」の基本資料である「遺跡」・「遺構」・「遺物」を活用して兵庫県の古代文化を解き明かす展示をしています。こういうと、何か堅苦しいイメージを持たれるかもしれませんが、実際には館内に子どもたちの楽しそうな笑い声や会話が飛び交っています。一見「考古学」には縁遠いような家族連れの来館者が多いのも当館の特徴なのです。
 それは、昔の物を見るだけでなく、「ふれて」「感じて」「ためして」「考える」楽しい仕掛けが展示室のあちこちに用意されているからです。発掘の模擬体験、謎解きの扉や引きだし、古代人への変身コーナーなど、いろいろ楽しみながら考古学の世界に足を踏みこんでいけます。また、ナウマンゾウを追う旧石器人や、大きな石棺を納めた王墓のなかや、船による中国との交流など迫力ある実物大のジオラマを見ていると、知らず知らずのうちに古代のひょうごの世界にタイムスリップしていけます。勾玉づくりや火おこしなどの古代体験も、ボランティアの丁寧な指導のもとに、毎日のようにできるほか、1年を通して、さまざまな体験やイベントが用意されています。
 もちろん、考古学に関心の高い方々を対象とした展覧会や講演会なども、充実した内容で企画しています。
 今、私たちの住む世界には、大規模災害をはじめ、環境破壊や紛争など、私たちの暮らしをおびやかすものがあふれています。当館でのさまざまな事業への参加と体験を通して、苦難を乗り越えてきた先人の「知恵と工夫」を学ぶことが、こうした困難に立ち向かい未来を切り開いていく鍵になると考えています。当館のシンボルマークに記された「Past&Future」の言葉に込められた思いを感じていただけるよう、スタッフ一同、明るく元気に、そして真摯に取り組んでいきたいと考えています。
 「ふれる・感じる考古学のワンダーランド」、兵庫県立考古博物館へぜひお越しください。

館長 和田晴吾
(平成27年4月1日就任)

理念と使命

<基本理念>
兵庫県立考古博物館は、県民が本物の遺跡・遺物に触れることによって得た、先人たちの「知恵」と「生きる力」への「驚き・発見・感動」を身近な歴史文化遺産への関心へと結びつけ、地域文化を再発見するきっかけをつくり、地域文化に根ざし、愛着と誇りがもてる21世紀における新たな「ひょうご文化」の創造に寄与することを基本理念としています。
<使命>
県民との協働により考古学の手法で地域文化を探求し、その成果を双方向的な展示・体験学習等を通じて県民と共有するなかで、地域文化の再発見のきっかけづくりを行い、新たな「ひょうご文化」の創造と愛着と誇りに満ちた地域社会の形成に寄与することを使命としています。
兵庫県立考古博物館に集積される資源(人・資料・情報等)を基盤に、県内各地で双方向的な展示・体験学習・学習支援等を実施するとともに、こうした広域的な活動を支える人材の育成・研修や事業ツール・プログラムの企画・開発を行うなど、「考古博物“環”ひょうご」の中核拠点としての役割を果たしていきます。
(県立考古博物館基本計画 平成16年2月 より)

シンボルマークについて

シンボルマーク シンボルマークのデザインはデザイナーの山田崇雄氏によるものです。
モチーフとして、優しさと親しさ、愛らしさに満ち、将来に希望を託す「こどもの手」を使いました。下方への手は過去を探る手、上方への手は未来をつかむ手です。「Past&Future」の言葉とともに、兵庫県立考古博物館は過去の営みをとおして未来を創造します。

沿革

平成5年 12月 兵庫県文化財保護審議会から中間報告(「こころ豊かなふるさと『兵庫』づくり推進—文化財保護の当面の課題—」)が提出される
平成11年 8月 県立考古博物館(仮称)基本構想検討委員会を設置
平成12年 10月 兵庫県文化財保護審議会から『次世代への継承と新しい文化の創造のために—21世紀における兵庫県の文化財行政について—』が建議される
平成14年 5月 県立考古博物館(仮称)基本構想策定委員会を設置
  12月 県立考古博物館(仮称)基本構想に関するパブリックコメントを募集
平成15年 2月 県立考古博物館(仮称)基本構想を策定
  5月 県立考古博物館(仮称)基本計画策定委員会を設置
  11月 県立考古博物館(仮称)基本計画を総合事業等審査会に付議
平成16年 2月 県立考古博物館(仮称)基本計画を策定
平成17年 10月 建築工事・展示工事に着手
  11月 起工式
平成19年 3月 兵庫県立考古博物館の設置及び管理に関する条例を公布
  3月 竣工式
  10月 開館
平成21年 3月 博物館法に基づく博物館に登録される
平成25年 2月 文化庁長官より公開承認施設の承認を受ける

施設概容

兵庫県立考古博物館は、建物の高さを抑え全体を緑化することにより、緑豊かな史跡公園「播磨大中古代の村」との一体化と、環境との調和をはかった「環境融合型博物館」です。
博物館には研究・展示を担当する事業部と発掘調査を担当する埋蔵文化財調査部があり、兵庫県における考古学の調査・研究・活用の新しい拠点となります。

施設名称 兵庫県立考古博物館
建設地 兵庫県加古郡播磨町1-1-1
開館 平成19年10月13日
構造 RC造 地上1階、地下2階
建築面積 5,544㎡
延床面積 8,367㎡
・事業部 3,586㎡
展示部門  
エントランス展示
体験展示室
テーマ展示室
特別展示室
バックヤード見学デッキ
19㎡
276㎡
822㎡
204㎡
241㎡
体験学習支援ネットワーク部門  
体験学習室
講堂
ボランティアルーム
考古学情報プラザ
ネットワーク広場
268㎡(3室)
200㎡
104㎡
188㎡
396㎡
収集保存部門  
特別収蔵庫
一時保管庫
124㎡
64㎡
・埋蔵文化財調査部 2,092㎡
遺物整理部門  
遺物整理室
写真整理室
資料整理室
金属器保存処理室
含浸作業室
少量危険物保管庫
567㎡
62㎡
73㎡
104㎡
36㎡
9㎡
収蔵保管部門  
収蔵庫
図面・写真保管室
748㎡
80㎡
・共有部分 2,689㎡

ひょうご考古学情報 ひょうご考古学トピック 考古学情報バンク 兵庫県のおもな遺跡 館蔵品紹介
博物館の刊行物
スタッフブログ 考古学であそぼう 博物館活動に参加しよう! メールマガジン