平成21年03月17日
「うまやレポート04」
加古川市野口町にある古大内遺跡こと「賀古駅家」
日本最大の駅家を発掘調査します!
| 内容 | いよいよ、今日からが勝負の1週間。天気は上々、準備も万端。 ここのところ雨が続き、そのまま休日となってしまったので、朝から水くみが始まりました。田んぼの中を掘っているのでしかたありません。掘った穴の壁や底から水が染み出し、水たまりとなっていました。 水くみが終わり、表面の泥を除きますと、ようやく新鮮な土が現れました。 第3調査区では、前回に見えていた溝や柱穴を掘りました。ここにきてようやく遺跡らしくなってきました。出土するのは瓦がほとんどです。当然これらの瓦は駅家に葺かれていた瓦です。 藤原氏の祖先のことを記した『家伝(下)』(760~762年頃)によると、神亀五(728)年に「京邑及び諸駅家」を「瓦屋赭堊(かわらやしゃあく)」にしたという業績が記されているし、『日本後紀』には大同元(806)年に山陽道諸国の備後以西の駅館について「本備蕃客、瓦葺粉壁」と記されているので、賀古駅家もこのころ瓦葺に整備されたと考えられています。瓦の文様から導かれている年代ともよく合っています。ただし、今回の調査では文様もない破片しか出土していませんが・・・ それでも瓦の出土に駅家(うまや)の存在を感じつつ、発掘が進みます。
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