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ひょうご考古学トピック

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平成21年03月21日
「うまやレポート07」

加古川市野口町にある古大内遺跡こと「賀古駅家」
日本最大の駅家を発掘調査します!

内容 今日も良い天気。暑いくらいで、お昼のお弁当を木陰で食べたほどでした。
さて、発掘調査の方は・・・

発掘も終わりになると、図面をとったり、写真をとったり、記録作業にかかります。このとき活躍するのが、現場補助員さん。発掘調査員は発掘してもらう方々に指示をするため、発掘現場の中を走り回っています。そのとき、補助員さんは着実に記録作業をこなしてくれます。

補助員さんがいないと、調査区の壁に土層の線を引きながら、写真を撮影しつつ、発掘作業員の方々に指示をして図面を書き、出土した遺物がどこから出土したかカードを書く・・・なんてことになってしまいます。
掘った、出た、おもしろかった、では済まされません。

こうした記録作業をしていると、そろそろ現場も終わり・・・なのですが、まだ余力があるので新しく第4調査区を設定し、発掘しました。例のレーダーに映った第3調査区からのびる溝がどうなるのかを確かめる調査区です。

レーダー探査の成果を参考にして調査区を設定すると、見事、溝が見つかりました。この溝の中には駅家の瓦の破片が投げ込まれていましたし、駅家の築地と思われる場所さえも壊して溝が掘削されていたので、駅家が使われなくなってから掘られたものと思われます。さらに、この溝は自然に埋まったのではなく、埋め戻されたようです。暗渠排水のための溝なのでしょうか?
発掘調査は次々と変化します。

今日、博物館へ帰る際に近くの大歳神社に立ち寄ったところ、境内には賀古駅家の礎石と思われる石がごろごろと並べられていました。このことはよく知られていることですが、その内の1つに、長方形のくぼみが掘られている石がありました。これは門の礎石で長方形のくぼみは方立という板がはまるものである可能性があります。同様の礎石は上郡町の野磨駅家西門でも見つかっています。そういう目で探すと、もう一石ありました。対になって賀古駅家の門を支えていたのかもしれません。

こんな礎石があったことは、まだ誰にも知られていなかった新発見かも・・・
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