千石コレクションデータベース

方格規矩蟠螭紋鏡ほうかくきくばんちもんきょう

方格規矩蟠螭紋鏡-1
方格規矩蟠螭紋鏡-2

几帳面なグラフィックデザイナーの作品?

外形円形
装飾
時代・年代前漢 紀元前2世紀
直径・重さ18.4 cm 870g
四角く巡る文字と、規矩(きく=コンパスと定規)に見立てたTLV字形の幾何学紋を主紋とする鏡である。方格は地を、外形の円形は天空を表し、当時の宇宙観を表現していると考えられている。
TLV字形の紋様の隙間には、丸く図案化された龍が配置されており、紋様の背面は粗い渦巻き形の地紋で埋められている。
図録82
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