県指定重要有形文化財

半田山1・2号墳丘墓出土品一括(11点)(平成14年度指定)

半田山1・2号墓は独立丘陵である半田山の尾根上に築かれた弥生時代後期の墳丘墓です。
1号墓は尾根頂上に築かれた楕円形の墳丘をもつ墓で、埋葬施設は土器棺1、木棺5の6基がありました。これらから、鉄剣・小型仿製鏡、銅鏃、鉄鏃、吉備系の土器が見つかりました。
2号墓は1号墓から少し降りた尾根の鞍部に築かれた不定形の墓で、3基の埋葬施設がみつかりました。ヤリガンナや四国北西部の影響を受けた土器が見つかりました。
名称 半田山1・2号墳丘墓出土品一括(11点)(平成14年度指定)
内容 鉄剣1・鉄鏃1・土器棺身1・同蓋2・小型仿製鏡(ぼう製鏡)1・銅鏃1・弥生土器25・ヤリガンナ1
遺跡名 半田山1・2号墳丘墓
出土地 たつの市揖保川町半田
備考 <参考文献>兵庫県文化財調査報告第65冊
カテゴリ 県指定重要有形文化財