県指定重要有形文化財

雨流(うりゅう)遺跡出土品一括(26点)(平成6年度指定)

雨流遺跡は淡路島の南側、三原平野にある古墳時代中期から後期の住居と水田が広大な範囲でみつかりました。そこからは多量の出土品があり、当遺跡が南淡路の拠点的な集落であったことがわかります。
出土品には一般生活や水田稲作に関係するもののほか、鍛冶で使われる鉄さいや、玉を製作するための碧玉原石などもあります。また、須恵器を模倣した黒色の土師器が見られ、畿内地域だけでなく、広範囲にわたる淡路と他地方との関係がうかがえます。
名称 雨流(うりゅう)遺跡出土品一括(26点)(平成6年度指定)
内容 石製品12点(子持勾玉1・勾玉1・管玉3・有孔円盤4・紡錘車3)、木製品14点(股鍬2・横槌1・竪杵1・田舟1・木錘4・斧柄1・梯子1・容器1・自在鉤1・槍先1)
遺跡名 雨流(うりゅう)遺跡
出土地 南あわじ市志知志知川雨流
備考 <参考文献>兵庫県文化財調査報告第79冊
カテゴリ 県指定重要有形文化財