その他代表的な資料

直弧紋鹿角装大刀(ちょっこもんろっかくそうたち)

全長87.6㎝の直刀で、6世紀初めの古墳から出土しました。

 

柄の縁には鹿角で製作された刀装具が確認でき、直弧紋が刻まれています。

直弧紋は本例のような刀剣類のほか、盾形埴輪や靫(ゆぎ:矢を入れる道具)形埴輪のほか、九州では石棺の表面などに施されており、呪術的な役割をもった紋様であると考えられています。

 

​本例は鹿角製の刀装具のほか、柄巻など、大刀の付属品が比較的良好に残された貴重な資料です。

 

大きな画像データがご利用できます

 

名称 直弧紋鹿角装大刀(ちょっこもんろっかくそうたち)
内容 直弧紋鹿角装大刀 1点
遺跡名 塚ノ山1号墳
出土地 丹波篠山市野間
備考 <参考文献>兵庫県文化財調査報告第353冊
(他サイトへ)https://sitereports.nabunken.go.jp/19204
カテゴリ その他代表的な資料