展覧会

冬季企画展「福田片岡遺跡-中世の道と物流-」

会期 : 2024年1月13日(土)~2024年3月10日(日)
たつの市に所在する福田片岡遺跡は、発掘調査の結果、中世の居館跡や中世山陽道(筑紫大道)が見つかり、揖保川と中世山陽道が交わるという交通の要衝に位置するため、多彩な陶磁器類が出土しました。
これらの出土品から、中世の人や物の交流の一端を紹介します。
会場 当館特別展示室
時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
開催期間中の休館日 月曜日(祝休日の場合は翌平日)
観覧料金 大人200円、大学生150円、高校生以下無料。
資料 展覧会チラシ(PDF)
関連行事

講演会(13:30~15:00)
(要事前予約。定員を超える場合は抽選)

〇2月 3日(土)「福田片岡遺跡の発掘調査」岡田 章一(当館名誉学芸員)
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〇2月17日(土)「平安期西播磨の須恵器」稲本 悠一((公財)兵庫県まちづくり技術センター)
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〇3月  2日(土)「出土遺物からみた福田片岡遺跡」松岡 千寿(当館学芸員)
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[場 所]全て当館講堂
[定 員]各72名
[参加費]無料

台所のやきもの(鎌倉時代)(福田片岡遺跡出土 当館蔵)

内容 食べ物を煮炊きした鍋やかまど、味噌やゴマなどをすりつぶしたり、あえものを作ったりしたこね鉢などがまとまって出土しました。

墓に納められたやきもの(平安時代)(福田片岡遺跡出土 当館蔵)

内容 中国製の白磁碗1点と白磁皿3点が、墓からみつかりました。木棺の上に供えられていたと考えられ、当時の貴重品です。

国内各地から運ばれたやきもの(室町時代) (福田片岡遺跡出土 当館蔵)

内容 中国製のやきもののほか、備前焼の壺、甕、擂鉢や徳利など、各地から運ばれた国産陶器が数多く見つかっています。