38.甲冑資料(中近世)

伝世品が研究の中心となっている甲冑であるが、遺跡からの出土品はそれらに年代の裏付けができる場合もあり、貴重である。多くは出土しないが、山城を中心にして出土例が知られており、特に端谷城跡(神戸市)からは胴丸が13領分も出土しており、貴重な例となっている。

また、宮内堀脇遺跡(豊岡市)では、かぶとの鍬形台が出土しており、黄金の輝きは今も衰えていない。

宮内堀脇遺跡(豊岡市)出土鍬形台

 

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