6.出土古鏡

若水古墳(朝来市) 飛禽

 

多利・前田遺跡(丹波市)瑞花鴛鴦文鏡

鏡は、銅にスズや鉛を混ぜた合金(青銅)で作られた。鏡の多くは古墳の副葬品として出土するが、一部は集落や祭祀遺跡からも出土している。

当初、鏡は中国や朝鮮半島からもたらされ、弥生時代後期までには国産されるようになる。さらに平安時代になると、菊や松など和風のデザインが見られるようになるが、外形は中国からの影響のために一貫して円形となっている。

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